全機種共通 その4

トレーニングウェポンの全機種共通した部分のサイズや規格を思いつくままに晒す予定

お約束
これは個人的に弄ったついでの観察記録なので、真似して保障などの対応に影響が出ても当方は一切知りませんよw
随分前ですが某ショップで小耳に挟んで、実践しようと思いつつ放置していたネタを試してみました。

フルオートとバーストの基盤は同じ物でフル仕様をバースト仕様にする場合は、基盤の一部を短絡させる事によって
バースト仕様に変更できるそうです(05と06仕様の検知基盤のみ)
写真に写っている基盤はバースト仕様のA2に入っている基盤ですが「P1」部分が短絡しています。
この短絡した部分に付いている半田を外して短絡を解除するとフルオート基盤になります。
逆にフルオート基盤のP1を短絡させるとバースト仕様に変更できます。

注)ジャンパー部分を付けたり外したりする作業は半田ごてが有れば出来る作業ですが、基盤は両面基盤で
  トレポンの制御をしている非常にデリケートで細かい部分なので、電子回路など弄る事に自信がない人は
  基盤や部品を焼いてしまうとパーツの値段も高い上に、今のメーカー側の部品供給にも不安があるので
  回路に手を出して弄ることは止めた方が良いと思います。
  (このネタを真似して故障した!謝罪と賠償を・・・ry と言われても当方は一切関知致しませんw)

BBSで教えて頂いた情報でフル・バースト切替にスイッチを付けて移設しました。
言われてみれば、目から鱗なコロンブスの卵って感じの非常に便利な情報でした。
細めの信号線でストック内へ持っていく信号線と一緒に任意の場所へスイッチを付けて移設すればフィールドでも
工具無しでフル・バーストの切替が可能になります。

自分の場合は滅多に弄らないだろうって事でジャンパースイッチを付けて収縮チューブで養生してメカボの後にある
隙間へ収めたので工具無しで切替って訳には行きませんがハンダ付けして切り替えるより遥かに楽です。
本当は更に長いコードを付けて普通のスイッチ付ければゲーム中でも切替可能になるので良いと思いますw

注)ジャンパーのハンダ付け以上に信号線を取り出す為にはデリケートな作業が必要になると思います。
ハンダ付け作業に手間取ると検知基盤そのものを壊してしまう可能性が非常に高いので作業に対して自信や
覚悟が無い時は触らない方が無難だと思います。
それでも頑張る人は自己責任でw
トレポンのMAXに搭載された06基盤を比較する機会を頂けたので一気に紹介します〜
今までの基盤から大きく変わった特徴は、検知基盤に付いていたブリッジの本数が4本から3本に減っています。
更にチューブで絶縁されるようになりました。
分解しないと分からない所としては、スイッチデバイス基盤から来ている信号線が今までの3本から4本へ増えています
もう1つの特徴としては、06基盤では今までの基盤ではフルオート・3バーストの切り替えはハンダ付けによって
ジャンパーしていたのですが、06基盤ではパソコンのHDDなどに付いているジャンパーピンによってフル・バーストを
切り替えることが可能になりました。
この方式ならボルトストップのピンだけ外せば基盤を引き出せるので、最低限の道具があれば、時間的に1〜2分も
あればフルとバーストをフィールドで切り替えをする事も出来るくらい合理的な構造だと思います。
基盤挿入時にトリガーへ干渉する位置なので難しいのですが、できれば05基盤にも反映して欲しい機能です。
06基盤を見て04基盤も気になったので04モデルの検知基盤を見てみました。
この基盤は初期のA3から04後期モデルにアップデートされていますが、最初に入っていた基盤と同じなのか
それとも04初期と後期で違いがあるのかは写真などの記録が無いので不明。
とりあえず05や06と比べると部品の配置やパターンが大きく違います。

追記
どうやら初期のブレーキ機能無しのA3も同じ検知基盤だった模様。
セレクタースイッチ基盤は初期型のみ基盤無しでスイッチに直接ハンダ付けの空中配線だったらしい・・・
組み付けから使用時の短絡まで色々と不安だけが付きまといますw
そんな訳で最初の一時期だけ使用され、それ以降のスイッチは基盤に固定され空中配線よりは信頼性が向上しました
スイッチデバイス基盤も06では大きく変わり05仕様の基盤では二層式だった基盤が06基盤では単層式になっています
また見た目で大きく目を引くインシュロックで養生された銀色の物体はアルミのフラットバーで
スイッチデバイスのFETに接触していてヒートシンクになっています。
05基盤では、スイッチデバイスのFETはドライブ側とブレーキ側が、それぞれの石が並列で並べられていましたが
06基盤では、それぞれ容量の大きいFETがシングルになり、アルミのヒートシンクが装着されています。
ただMAXも全てが06基盤ではないらしく途中から05基盤に戻っている模様、実際に自分がデチューンで預かった
A2には05仕様と同じパターンの基盤が装着されていました。
一瞬普通のトレポンとMAXのチャンポンかと思いましたがギアボックスの遊星ギアは通常のトレポンと違うギアが
入っていたし、赤シリも問題なくドライブしていたので最後の辺りで05基盤に戻されたという噂は本当なのかなと

この基盤の迷走ぶりには06と05基盤ではセミのキレなどに微妙な特性違いがあり、05基盤の品質向上などから
耐久性も改善されて再び05仕様の基盤へ変更されたらしい〜などと噂を聞いております。
A2に装着されている05基盤は、確かにFETの品番が複数の05モデルと比べたらA2だけ品番が変わっているので
そういった部品の変更で信頼性などの向上があったのかなぁ〜と好意的に妄想。

個人的には、普通に使って壊れ難くくした細かい仕様変更の後なら、別に05基盤への出戻りは無問題ですが〜
04モデルの放電器仕様のスイッチデバイス基盤を比較しました。
04も05も二階建てスイッチデバイス基盤のFETが実装された基盤は完全に同じものが使われていますが
もう一枚の基盤は違うものが装着されています。
これならスイッチデバイスのFETがパンクした場合は04モデルの基盤を分解して流用すれば05モデルの基盤を
修復する事ができるなと。これで少しですが共食いで生存率が上がります〜w

但し、噂によると真冬の寒い時期に05基盤だと稀にバッテリー残量が微妙な時に暴走するような事が起きたりして
肝を冷やしますが、04基盤だとそういった事も無く放電機能以外の性能に関しては05基盤よりも安定しているらしく
輸出向け仕様の極一部では未だに05基盤でなく、あえて今も04基盤で出荷している物もあるって噂を聞いた(謎
オマケ
一番最初のブレーキ機能なしスイッチデバイスの写真をバージョンアップキットの説明書から引用。
ケースはアルミ製でマルイ用のスイッチデバイスと同じですが、見た目が海苔巻きみたいですw

とりあえずスイッチデバイス基盤は
・04初期 (2004-03)通称 海苔巻き君
・04後期 (2004-07)    放電器w
・05モデル(2004-10)    05基盤
・MAX専用基盤(名称不明) 06基盤

こんな感じでスイッチデバイスも着実に育っているらしい


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