トレポンM16A2 最大

なにやら赤いシリンダーが入ったM16A2を預かりました。
今は問題ないけど先々規制が入るのは間違いが無いので、法治国家に住む人として1J以下にデチューンするそうです
バネ切ってシリンダーの中身を捨てて1J以下にする前に、時代の徒花を資料として記念に撮らせてもらいました。
パッと見た雰囲気はJACのリミテッドみたいな感じというか〜持った重さはELCAN付けた普通のA3より重い気がする
ロワフレームの刻印は相変わらずですが、最近は見慣れました〜w
気になる人はチャレンジキットのロワを使って刻印無しにするか自分で彫れば宜しいかと。
外装はアウターバレルとFサイトが従来の物と材質が違いスチール製です。
アウターバレルの質感がアルミアウターのアルマイトと違い艶が無くカッコイイです。
また、ハンドガード、グリップ、ストックの樹脂パーツはサンドブラストが掛けられているようです。
シリンダーは赤い物が入っています。
赤い奴は、他のシリンダーと違い初期のトレポンと同じ様にシリンダーにスリットが無く加速シリンダーではありません
そして最の特徴は今までのA2、A3といった固定ストックとシリンダーの仕様が変わりロッキングボールが
M4と同じシリンダー側に移設されました。(これは輸出用の06モデル以降のトレポンにも反映されている模様)
これによってシリンダーアッセンブリーがストックの仕様に関わらず全て共通化されました

写真の赤い奴は基盤が05仕様で、モーターへのコードがシリコン被服になり赤黒の極性を示す色付になっています
基盤は最初の物だけ06仕様で、途中から05仕様に戻ったらしい。
風の噂ではセミオートのキレ(応答性?)が基盤の特性的に色々違いがあって戻ったらしい。
そんな訳でヒートシンク付きの一層式06基盤は本当の限定基盤ですw
赤シリンダーのバッテリーですが12V2400mAのセルで巨大な為にストックのプレートを外さないと出し入れできませんw
この2400mAバッテリーで赤い奴をドライブしたら7.2VのM90よりも切れが良く若干ハイサイクルで気持ちよく動きます。
更にM90シリを入れたら噂には聞いていましたが超ハイサイになります。少し試した限りではピストンは壊れませんでした
ただピストンクラッシュした時に何処が壊れるか分からないしマルイより財布に優しくないので二度と試さない予定
肝心なシリンダーの中身ですが、殆どのパーツが普通のトレポンと違う仕様になっています。
シリンダーヘッドには、気密を増す為だと思いますがOリングが追加されています。
このOリングはマルイのシリンダーヘッドの細いOリングを、そのまま流用する事ができますが、Oリングが装着されてない
M90に付けても初速の数値変化は無いのでM90ではOリングの恩恵に預かれていないようです。
赤シリンダーの中身ですがピストンヘッドに付けられているシャフトのネジ径が1ミリ太い物が使われています。
ノズルを引っ張るOリングも固い材質の物になっています。
また、ピストンとシリンダーヘッドに付いている緩衝材も軟質塩ビみたいな感じの硬い材質になっています。
ラックギアもM90の亜鉛ダイキャストではなく、S45Cの切削加工で作られた物になっています。
ピストンヘッドのシャフトのネジまで仕様変更されているとは思いませんでした。
結論としてはシリンダーの中身は耐久性を補う為だと思いますが、非常に細かい所まで手を入れられています。
こんな感じで来るべき規制に対応しました〜伸ばして切ったのでバネは二度と再利用できなくなりました
このあとは、写真にも写っているM90スプリングを入れて規制に対応した、少し外装パーツが違うだけの
普通のトレポンとして余生を過ごすことになる訳です。仕方ないとはいえモッタイネ〜w


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