↑トレポンのアキレス腱と言える電装系トラブルのなかで、原因が良く分からない電装系の不調がある時に
直接&間接的に関係しているケースが多いと個人的に思っているのがモーターです。
特にブラシ周りの状態が影響している場合が多いので早めにチェックすると解決の近道かも。
まぁモーターのサイズや形状からしてトレポンの設計&構造上で一番制約が大きい部品なので仕方ないかな〜と。
良くあるトラブルですが、チャレンジキットで組上げた場合、動力線のハンダ付け不良で電流の流れが悪かったり
他にもブラシケースにハンダが流れ込んだり、グリップを組んだ時に動力線がブラシケースを変形させるなどして
ブラシの動きが渋くなると、やはり電流の流れが悪くなり、コミュやブラシでのスパークが無駄に大きくなり
健全な状態よりも余分にカーボンが溜まったり、コミュやブラシの表面がスパークで焼けるなどして酸化するなどして
更に電流が流れにくくなるってパターンで典型的な悪循環に陥りますw
そしてスパークが無駄に多いとノイズなどの影響なども出て基盤破損などの悪影響が出る可能性も大きくなります。
予防としては上記の状態を防ぐ為にマメにブラシとコミュのダストを時々掃除すると良いと思います。
それからブラシが減るとブラシの全長が短くなりブラシスプリングのテンションが相対的に落ちてきますが
ブラシを押付けるテンションが下がるとモーターのトルクも下がる方向になってくるので
もともと制約の大きい形状でトルクを出す為に腐心したモーターのコンディションが悪くなると
ブラシやコミュの状態が加速的に悪くなってしまうのでトラブルを事前に予防する為にも
定期的にブラシとスプリングを交換した方が、モーターを良い状態で性能を維持できると思います。
コミュもブラシも焼きが入ると表面が酸化すると電流が流れにくくなるのでブラシ交換だけでなく
定期的にコミュも表面を軽く研磨して汚れを落したほうが良いかと〜
あと490型モーターのブラシは480以前の物よりも非常に柔らかい材質に変更されているので
導通効率は良いのですが減りが早くブラシの寿命は短くなっているようです
|