SYSTEMA トレーニングウェポン M16A2
トレーニングウェポンの発売直後にA3に飛びついた仲間のお陰で、実用性能すら散々だった 初期型から中身のバージョンUPを体験して04年秋の改修で入れ替えられた新ユニットで作動と 大音響の電動ドリルサウンドの改善はされたのですが、新たに追加された1発も撃たないのに 1日コネクタを繋いでおくと大待機電力を生かして殆ど作動不能レベルに陥る放電機能が〜w そこが実用上で無視したくないレベルだったので、購入に二の足を踏んでいた訳ですが 更に改良された05年モデルの発表で放電機能も改良された事が発表されたので試しに1丁 A2の05年モデルを購入して放電器機能が改良されている事も確認されたので、様子見だった 仲間が05年モデル発売の勢いに任せてM4等でマルイ電動から乗換えがありました |
↑A2の特徴は実銃と同じようにバースト機能が再現されています。 マルイのSG550系のように通電時間で制御するのではなく、ギアの回転を検出してバーストを 制御している事と、ギアの停止位置がピストンを引く直前で待機している為に、レスポンスも 良くキレの良い作動です。 ただ、実銃のバーストを使ったことが無いので分からないのですが、バースト位置で一瞬だけ トリガーを引いてみても必ず3発が発射されます。 まぁ実用上、一瞬引いた時に3発出て困るような瞬間だとトリガーを引く直前に「ヤバッ」と 思ったところで手遅れになる一瞬前だと思うので仕方ないってレベルだと思うのでキニシナイw |
↑折角なのでフルレングスの04年後期モデルと05年モデルの違いを分かりやすい部分で紹介 ノズルが違います。04年後期は外径が約7.2ミリ、内径が4.7ミリですが、05年モデルは 外径が約6.5ミリ、内径が4.2ミリと一回り細くなり先端のテーパー形状も違います。 それと、ノズルに付いているフランジから先端までの長さも0.5ミリ以下ですが違います ノズル内径も違うのでBB弾をノズルに乗せるとBB弾の位置も相対的に変わりますが 下記で紹介していますがHOPローラーの変更からBB弾の保持位置を変えたのかもしれません 04年の初期型は更にノズルが太かったような気もしますが、改修前にデータを残していないので 詳しい事は今となっては不明です。 それと05年モデルからシリンダーのアルマイト処理がツヤのある黒に変更されています。 |
↑余りネットで紹介されている写真を見たことが無いのと、05年のM4でHOPが最大でも殆ど 掛からない個体があったのでチャンバーを分解する機会が有り折角なので晒してみました。 トレポン独特の機構であるローラー式のHOPパッキンが見ることができます。 ローラー式は油が付いた状態や、弾の径やHOP調整の条件変化に対して鈍感な感じですが マルイのHOPより着弾のバラ付は若干大きい感じがします、シリンダーやチャンバー内の油を ある程度慣らしてから拭き取り、HOP調整を詰めていくとピンポイントで良い感じの所が 時々見つかります。その状態ならマルイとの差も実用上殆ど感じない・・・・気がしますw 04年後期のA3は外径4ミリのニトリル系っぽい黒い成型品のゴムパイプで出来ています。 05年式のM4では、外径2ミリのシリコン系のパイプに変更されています。 但し購入した05年式のA2には黒の太いパイプのままでしたが、M4とA2でHOPの仕様が 違うのか過渡期の物で新旧の部品が混じっているのか確認できないので分かりませんが HOPパッキンが05年のM4とは違う物がついていました。 (04年式A3と同じローラーなのは確認済みです) 各パーツの嵌め合いは、他のパーツ全てに言える事ですが非常にタイトですがスルッと スムーズに組む事が出来る事から各パーツの加工精度の高さが伺えます。 こういった部分は、マルイの電動では絶対に体験できない部分で結構感動しますw |
↑新旧の基盤を並べてみますが、プリントのパターンが違う事が分かると思います。 フルのA3とバーストのA2でパターンが違うのかなぁ〜と思ったのですが、05年でフルオートの M4A1に入っていた基盤も05年と同じパターンだったので基盤で見分けが可能だと思います 一番初期の基盤はマルイ用に発売されているスイッチデバイスと同じようなアルミのケースに 基盤が収まっていたような記憶があります。 |
↑メカボックスは非常にコンパクトで、写真に写っているギアの穴で回転位置を検出して ギアにブレーキを掛けて写真の位置で毎回止まるようにしているようです。 04年初期型の時は位置検出をして通電をカットしていたようですが、ギアの停止位置は慣性で 適当に回って止まりきれなかった時に2発給弾が良く発生していたようです。 あと細かい話ですが、コッキングハンドルはトレポンではシリンダーを抜き取る時に使う 程度のアクセサリーですが、このパーツも実物と互換性があるようです。 更にアッパーレシーバーもポン付けではトレポンに使用できませんが、限りなく互換に近い レベルの形状で再現されているらすぃ(ちゅうか確認する手段がないw トレポンは本体価格とマガジンを揃えるなどの初期投資額が他の電動と比べると大きいので 手を出すまでが大変ですが、マルイのM4を満足行く剛性にして外装アクセサリーも付けると 差額は思いのほか少なくなるので、今の05年バージョンなら思い切って乗り換える価値は 有ると個人的には思います。 昔のJACプラフレームのM16からアサヒのFNCやブッシュマスターウルトラカスタムを初めて 触った時と同じような改造では超えられない根本的な構造からくる剛性に感動した時の様な 感覚が電動で味わう事ができますw 但し剛性や質感が最高でも少し狂信的でないと故障や破損時に修理に出せる場所が事実上 システマに送る方法しか無い上に、チョットした部分の修理に出しても2〜3ヶ月帰ってこないし 納期を時々確認して少し前に確認電話を入れても余裕でブッチする蕎麦屋の出前を許せる 寛容な心と忍耐力も必要なので、仲間には最初に狂信的なシステマティック☆トレポン教に 入るよう勧誘しつつ精力的に布教活動していますw 最近は不死鳥殺しで注目していた中野の某店が、正式にシステマのサテライトショップになり 修理の電話をシステマにしたら中の人から某店の電話番号を直接教えられたりしますたw まぁ〜そのお陰で修理やバージョンアップの納期や対応がシステマに送るよりスムーズに なるならユーザー側がトレポンを使う上で一番ネックだった「修理の選択肢がシステマ以外の 方法が選べない」って状態から変化があった事はアフターの事を考えると非常に大きい メリットになるかも。(マルイなら近所で売っているアフターパーツだけでも大概直せる訳でw) 個人的には数を出している販売店にもシリアルが打ってあるロワレシーバー以外の補修用 パーツを交換で良いので出してもらえれば、外装の破損や欠落、ピストンとかのチョットした 部分の破損は購入店で対応が済めばエンドユーザーとしては便利なんだけどなぁ〜と妄想 システマさんのメーカーとして懐の深い柔軟な対応に期待したいです。 |